引越しの荷づくり・荷ほどき時に、「物をどこに入れたか分からなくなった」経験のある人が30%――。そんな結果が、リクルートの運営する「SUUMO引越し見積もり」の調査で分かった。
まず、引越し当日のどれくらい前から荷づくりをスタートさせているか尋ねた。最も多いのは「15〜30日前」(34.3%)、次いで「8〜14日前」(28.0%)と、1週間〜1カ月かけた人が過半数となった。一方で「1〜3日前」や「当日」と回答した人はあわせて9.6%だった。
引越し当日からどれくらい後に荷ほどきを終えているのだろうか。尋ねたところ「1〜3日後」が最多で27.4%。続いて「4〜7日後」(25.8%)となり、「当日」(4.4%)とあわせると、1週間以内で終わらせた人が57.6%だった。それ以上かかった人も「8〜14日後」「15〜30日後」がともに19%弱となり、全体的にばらつきが見られた。
同社は「荷づくりと違い、期限を自由に設定できることなども理由のひとつかもしれない」と分析している。
引越し作業で失敗したことを尋ねた。「特にない」(36.7%)と答えた人以外で最も多かったのが「物をどこに入れたか分からなくなった」(30.4%)、次いで「荷詰めや荷物の整理が終わらなかった」(13.3%)だった。「特にない」が最も多い結果だったが、約6割以上の人が何らかの失敗をしていることが分かった。
調査は2021年3月11〜16日にインターネットで実施、有効回答数は3134人。直近1年以内に引越し会社を利用して引越し、かつ「引越し先の物件選び・荷造り・引越し会社への見積依頼・引越し会社の決定」のすべてに関与した18〜69歳の男女を対象とした。
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