視力矯正(近視、乱視、遠視など)を始めた時期も聞いた。メガネの使用開始時期で最も多かったのは「中学生」で20.0%、次いで「高校生」が13.9%だった。「小学校5〜6年」以下も合計で20%近くで、半数以上が高校時代までにメガネをかけ始めていた。メガネの使用開始時期は「中学生」をピークに「30代」まで低下するが、老眼が始まる40〜50代で再び上昇していた。
コンタクトレンズの使用開始時期で最も多いのは「18〜24歳」で32.5%、次いで「高校生」が29.4%、「中学生」が16.3%と、メガネよりピークが後ろずれしていた。
コンタクトレンズではなくメガネを利用する理由を聞いたところ、最も多かったのは「目の中にレンズを入れることに抵抗がある」(47.3%)、2位は「メガネのほうが楽」(43.8%)、3位は「メガネをかけ慣れている」(30.9%)だった。全般に利便性や経済性に関する項目で比率が高く、「おしゃれを楽しめる」「メガネのほうが似合う」といったファッション性の項目は2%程度だった。
メガネをかけている時にどういったことが気になるかを尋ねた。最も多かったのは「レンズが汚れる」(48.4%)、2位は「呼気や温度差でレンズがくもる」(47.4%)、3位は「メガネが下がってくる」(34.2%)だった。また、「目が疲れる」「鼻当ての部分に跡がつく」といった身体上の不具合、「鼻当ての部分」や「耳」の痛みなどの不快感は、女性が高い傾向が見られた。
今回の調査は、21年12月17〜21日にインターネット上で実施。4000人から回答を得た。
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