増進会ホールディングスは、2019〜21年に中学受験を経験した子どもの保護者を対象に調査を実施した。中学受験の目的で最も多かったのは、「質の高い教育を受けさせたかったから」(77.2%)だった。
次いで、「教育方針や校風が気に入ったから」が47.0%、「同じレベルの生徒が集まるから」が46.4%だった。
中学受験を検討したのはいつ頃か聞いたところ、76.4%が小学4年生までに検討し始めていたことが分かった。内訳をみると、「小学3年生未満」が23.0%、「小学3年生」が25.4%、「小学4年生」が28.0%だったことから、同社は「より低学年のころから中学受験を意識し始めていることがうかがえる」と分析する。
中学受験を検討するタイミングが適切と感じたか聞くと、「適切だった」が最も多かったのは小学3年生(88.2%)で、4年生以後になると「遅かった」が増加傾向にあった。
中学受験対策でもっとこうしておけばよかったと感じたことについて聞いたところ、「もっと早く準備しておけばよかった」「もっと早い時期から、学習習慣をつけさせたかった」といった声が多く聞かれた。
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