成長して大きくなってから「着物」を着た機会 2位は「自分の結婚式・披露宴」、1位は?約1万人に聞いた(1/2 ページ)

» 2022年02月06日 05時00分 公開

 (子どもの頃以外で)着物を着たことがある人は60%弱――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「着物」に関する調査で分かった。同調査は今回で3回目。

マイボイスコムは「着物」に関する調査を行った(画像はイメージ)

 子どもの頃以外で着物を着た機会があるか聞いたところ、「ある」と答えた人は60%弱だった。男性は約35%、女性80%強と男女差が大きい結果に。

 どのような機会に着物を着たか聞くと、1位は「成人式」(27.4%)、2位は「結婚式・披露宴(自分の挙式)」(26.7%)、3位は「結婚式・披露宴(参列者として)」(18.7%)、4位は「お正月」(11.9%)、5位は「自分の卒業式」(10.9%)だった。着用頻度が月1回以上の層では「おけいこごとで」の比率が高かった。

どのような機会に着物を着ましたか?(出所:リリース、以下同)

着物の着用頻度は?

 着物を着たことがある人のうち、1回だけという人は28.0%で、特に男性40〜50代では各50%台だった。「5年に1回以下」は51.3%で、女性50〜60代では60〜70%と高かった。

どのような頻度で着物を着ますか?

 着物を着るときの準備方法を尋ねた。最も多かったのは「自分の着物:家族や親族、知人などに買ってもらった」で41.5%、次いで「レンタルした」が40.3%、「自分の着物:自分で買った」が20.3%だった。男性30〜70代や女性10〜30代は「レンタルした」、着用頻度が月に1回以上の層では「自分の着物:自分で買った」がそれぞれ最も多くなった。

 着物を持っているか聞いたところ、「はい」と答えた人は30%強で、特に女性や高年代層で比率が高かった。女性40代では40%弱、女性50代では60%弱、女性60〜70代では80%前後だった。一方で男性10〜50代では10%以下だった。

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