文房具屋さん大賞2022、大賞はサクラクレパスの「ボールサインiD プラス」3色の黒インキ

» 2022年02月10日 16時36分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 サクラクレパスは2月10日、ノック式単色ゲルインキボールペン「ボールサインiD プラス」が「文房具屋さん大賞2022」で大賞を受賞したと発表した。21年10月に発売した商品で、全国の文具店や書店で販売している。希望小売価格は385円。

「ボールサインiD プラス」(出典:プレスリリース)

 文房具屋さん大賞は、有名文具店12社の店員が「自腹でも買いたい!」と思う文具を厳正に審査するコンテスト。審査員や各メーカーが推薦した文房具の中から、デザイン、機能、アイデアごとにポイントを付け、総合1位の大賞のほか、デザイン賞、機能賞、アイデア賞の各部門賞を決定する。10周年の今回は、全549アイテムから大賞を選出した。

 「ボールサインiD プラス」は、同社が20年12月に発売した「ボールサインiD」に上質感をプラスした新シリーズ。既存の6色の黒インキから、人気色のピュアブラック(ブラック)、ナイトブラック(ブルーブラック)、フォレストブラック(グリーンブラック)の3色を採用している。

 同賞では、黒インクに選択肢を持たせた新しいアイデア、書きやすさにスタイリッシュさをプラスしたデザインが評価された。

「ボールサインiD プラス」で追加した3色。ビジネスシーンでもさりげなく個性を表現できる色合い(出典:プレスリリース)

 「ボールサインiD」のDNAを継承し、金属製のクリップを採用、本体軸は六角形と丸形を組み合わせた特別な形状で、六角形の指があたる角の部分を丸くすることで、指にかかる負担を軽減した。より自然に手にフィットするつくりになっている。

「ボールサインiD プラス」使用イメージ(出典:プレスリリース)

 本体軸全体が滑りにくいマットなラバー素材に、ペン先の素材には削り出しの金属を採用。重心が従来の位置から先端に移動し低重心になり、より安定した書き心地を実現したという。

「ボールサインiD」との比較(出典:プレスリリース)

 ラインアップは、本体軸がシルバーのボール径0.4mmとブラックのボール径0.5mmの2種類。22年3月には、「ボールサインiD」の限定軸色第1弾となるスケルトン、ブラックの販売を予定している。

ペン先の太さはシルバーが0.4mm、ブラックが0.5mm(出典:プレスリリース)

 文房具屋さん大賞ではそのほか、障がい者の声から生まれた大栗紙工のシート「まほらシート」がデザイン賞、消しクズを回収できるクツワの消しゴム「マ磁ケシ」が機能賞、重量・重心バランスを調整できるパイロットのシャーペン「ドクターグリップ CL プレイバランス」がアイデア賞を受賞している。

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