消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
食パンの食べ方1位は「焼いてバターやジャムを塗る」――そんな結果が敷島製パンの「食パンに関する実態調査・実食調査」で分かった。
食パンをどのように食べることが多いか尋ねると、1位は「焼いてバターやジャムを塗って食べる」(81.4%)で、2位は「焼かずにそのまま食べる」(61.8%)、3位は「焼かずにバターやジャムを塗って食べる」(51.6%)と続いた。
食パンを食べる頻度は「週1〜2日」(27.6%)が最も多く、「毎日」(24.0%)、「週3〜4日」(17.0%)と続いた。週1日以上パンを食べると回答した人は全体の約8割を占めた。1カ月で食べる食パンの平均枚数は15枚だった。
コロナ禍の影響で自宅で食事をする機会が増えているが、食パンを食べる回数に変化はあったのか。調査によると、「変化はない」が78.6%と最も多かったが、「増えた」と回答した人は17.6%で、「減った」の3.8%を上回った。
好きな食パンの種類を尋ねると、「シンプルな味わいでアレンジしやすい」(52.8%)が最も多く、「トーストしたときの食感がさっくりしている」(46.6%)、「そのまま生で食べてもおいしい」(39.0%)と続いた。同社は「食べる頻度が多くなったからこそ、素材本来のおいしさを感じられ、シンプルでアレンジしやすい食パンが重視されていることがうかがえる」と分析した。
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