学習塾「武田塾」運営元の林尚弘社長、違法賭博発覚で辞任全国で400校舎以上展開(2/2 ページ)

» 2022年02月15日 13時17分 公開
[ITmedia]
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カードショップ「晴れる屋」社長も参加認める

 林社長以外にも、賭けポーカーへの関与が発覚している。

 トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」などを扱うカードショップを展開する晴れる屋(東京都新宿区)の齋藤友晴社長は2月15日、自身の公式YouTubeチャンネル「トモハッピー」に動画を投稿し、賭けポーカーへの参加を認めた。

 齋藤社長は動画で「昨年の秋から10回以上にかけてお金を賭けてポーカーをしていた」とし「非常に軽率な行動だった。反省している」と謝罪。「お金を賭けてポーカーすることは違法行為と分かっていながら、軽いレクリエーションという気持ちで遊んでしまった。完全に自分自身の心のゆるみや油断が招いたこと」と釈明した。

photo 齋藤友晴社長(出典:同社公式Webサイト)

 今後については「自分の起こしてしまったことは消すことはできないが、その分以上に多くの方々に貢献してもらえるよう(事業を)頑張っていきたい」としている。

photo カードショップ「晴れる屋」

 そのほか、フリーランス向けのWebコンサルティング事業などを手掛け、YouTubeチャンネル「年収チャンネル」などを運営するStockSun(東京都新宿区)のメンバーが賭けポーカーに参加していたことも判明している。

 同社の株本祐己社長は「私は賭けポーカーに参加したことはなく、開催したこともない」と自身の関与は否定しつつ「YouTubeで共演していたメンバーが参加していることを黙認していた。当面の間、彼らの出演を自粛させる」とし、謝罪した。

 刑法185条は日本国内での賭博行為を禁止しており「賭博をした者は、50万円以下の罰金または科料に処する」としている。常習性があれば「3年以下の懲役に処する。賭博場を開張し、または博徒を結合して利益を図った者は、3カ月以上5年以下の懲役に処する」(刑法186条)という。

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