和歌山県の世界遺産に「コンテナホテル」オープン 観光業を盛り上げる狙い4月28日から

» 2022年02月16日 10時27分 公開
[ITmedia]

 不動産開発・ホテル運営を手掛ける日本ユニスト(大阪市)は4月28日に、世界遺産「熊野古道」の宿場町である和歌山県田辺市中辺路町近露にコンテナハウスヴィラ「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」を開業する。熊野古道にトレッキング以外の観光要素を加えることで、観光業を盛り上げていく。

日本ユニストは世界遺産「熊野古道」の宿場町に「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」を開業する(画像:以下、リリースより)

 「遊び心満載の、ちょっとルーズで心ゆるまる宿」を掲げ、ペットと過ごせるプライベートガーデンや、焚き火を囲めるテラス、ピザ窯などを備えた。コンテナ1棟を1つの客室とすることで、外から直接部屋に出入りできるようにした。

客室内の様子

 客室は4種類の全7棟。ペット同泊が可能な6人用プライベートガーデン付きコンテナ2棟と4人用プライベートガーデン付きコンテナ2棟に加え、4人用ルーフトップテラス付きコンテナ1棟、2人用トレッキングコンテナ2棟を用意した。

全体図

 同社は、熊野古道の主要な参詣道「中辺路ルート」沿いに宿泊施設を計4カ所設ける計画を進めており、「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」は2カ所目。第一弾として2021年10月に、標高300メートルの山間にある集落・田辺市中辺路町高原で、空き家をリノベーションした一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」を開業している。

熊野古道

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