気になる「目の症状」 「小さな文字が読みにくい」「視力低下」を上回った1位は?約1万人に聞いた

» 2022年02月16日 13時16分 公開

 目の症状で気になること1位は「目が疲れやすい」――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「目の健康」に関する調査で分かった。同調査は今回で4回目。

マイボイスコムは「目の健康」に関する調査を行った(画像はイメージ)

 目の症状で気になることはあるか聞いたところ、1位は「目が疲れやすい」で49.2%、2位は「視力低下」で40.6%、3位は「小さな文字が読みにくい」で40.5%だった。「目が疲れやすい」は女性30〜50代、「小さな文字が読みにくい」は高年代層でそれぞれ比率が高かった。

目についての症状や気になることはありますか?(出所:リリース、以下同)

 目の症状で気になることの原因になっていると思うことを尋ねた。最も多かったのは、「近視・遠視・乱視や老眼など」が68.9%、次いで「加齢」が50.6%、「スマートフォンやPC、ゲーム機などを長時間使う」が34.2%、「視力がよくない」が30.0%という結果に。

心身や生活に影響があるか

 目の症状によって、心身や生活に影響があるかを聞いた。「影響がある」(10.8%)と「やや影響がある」(35.4%)を合わせた計46.2%が、少なからず影響があると回答した。

目の症状や気になることによって心身や生活に影響はありますか?

 目の症状によって、心身や生活にどのような影響があるか尋ねた。最も多かったのは「肩こり、首の痛み」で36.5%、次いで「頭痛」が19.2%、「集中できない、イライラする」が13.0%、「腰痛、背中の痛み」が10.7%だった。「肩こり、首の痛み」は女性30代で50%弱、「頭痛」は女性10〜40代でそれぞれ40%弱と高い傾向が見られた。

目の症状や気になることによって心身や生活に影響することは何ですか?

目の健康のために行っていること

 目の健康のために行っていることがあるかの問いに、最も多かったのは「目薬を使う」で44.9%、次いで「十分な睡眠をとる」「眼科検診をする」が20%前後だった。「眼科検診を受ける」「目薬を使う」は60〜70代、「特に何もしていない」は男性10〜30代でそれぞれ高い結果となった。

 今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。期間は1月1〜5日、有効回答数は1万5人。

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