LINEやSNSの投稿を「すべて削除したい」7割、終活に関する調査「デジタル遺品」はどうする(2/2 ページ)

» 2022年02月18日 15時55分 公開
[秋月かほITmedia]
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「デジタル遺品」の認知

 故人が遺したデジタルデータやSNSアカウントといった「デジタル遺品」の認知について聞いたところ、「認知」は41.8%(「知っている」(13.1%)、「聞いたことはあるが、よく知らない」(28.7%)の合計)となった。

 性年代別でみると、男性では年代が上がるにつれて「知っている」が高くなり、「知っている」と答えた人の割合は女性30代(19.8%)が最も高かった。

photo 「デジタル遺品」の認知

メッセージアプリやSNSの投稿を遺したいか・削除したいか

 自身の死後、「デジタル遺品」である「メッセージアプリやSNSの投稿を遺したいか・削除したいか」とサービスごとに尋ねたところ、提示したサービス全てにおいて約7割の人が「すべて削除したい」と考えていることが明らかになった。

 中でも、「Twitterの投稿」(76.4%)と「TikTokの投稿」(76.7%)は「すべて削除したい」と回答した人が多く、「LINEなどのメッセージアプリの投稿(メッセージ、タイムラインなど)」は「一部は削除して必要なものは遺したい」(25.4%)という回答が多かった。

photo メッセージアプリやSNSの投稿を遺したいか・削除したいか

 当調査は1月12〜14日の間、インターネットにて実施。楽天インサイトに登録している約220万人のモニターのうち、全国の20〜69歳の男女1000人を対象とした。

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