消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
調査会社のプラネット(東京都港区)は、「財布に関する意識調査」を実施した。何色の財布を使用しているか聞いたところ、1位は「黒系」(40.7%)、2位は「茶系」(23.3%)だった。
男性の3位は「青系」(7.4%)、女性の3位は「ピンク系」(14.8%)だった。風水などで金運アップの色と言われる「緑系」「黄色系」はそれぞれ4%台だった。
次に、使用している財布の形について聞いた。男性では「2つ折り」(56.6%)、女性は「長財布」(65.2%)が最も多かった。「3つ折り」や「ミニ財布」といったコンパクト型の財布は、男女とも若年層で一定の支持を集めた。
財布を購入する際にこだわるポイントを聞いたところ、「お金の出し入れのしやすさ」が最も多く、49.8%だった。次いで「デザイン」40.9%、「長く使える」38.6%、「色」37.8%という結果に。「紙幣の収納力」「小銭の収納力」はともに2割以下となった一方で、「クレジットカードの収納力」「クレジットカード以外のカードの収納力」がともに36%台にのぼった。
同社は、「キャッシュレス決済の浸透を受け、お金よりカードの収納力を重視して財布を選ぶ時代になった」と分析している。
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