東京23区の中古マンション、価格相場が安い駅ランキング発表 シングル向け1位は?カップル・ファミリー向けも(1/2 ページ)

» 2022年02月28日 17時15分 公開
[ITmedia]

 リクルートは「東京23区の中古マンション価格相場が安い駅ランキング2022年版」を発表した。シングル向け1位は「お花茶屋駅」で価格相場は1999万円だった。

リクルートは「東京23区の中古マンション価格相場が安い駅ランキング2022年版」を発表した(画像:ゲッティイメージズより)

 1位のお花茶屋駅は東京東部、葛飾区に位置する京成本線の駅。京成本線で日暮里駅まで行き、JR山手線に乗り換えると東京駅まで合計約30分ほどのアクセスとなっている。

 駅北側には真っすぐ延びる商店街があり、スーパー、100円ショップやドラッグストアなどがあるほか、周囲にはラーメン店など普段使いできる飲食店も点在する。駅の南側にもスーパーやドラッグストアがあり、駅のどちら側に住んでも買い物には困らない環境だという。

 2位は東京メトロ千代田線の「北綾瀬駅」で価格相場は2339万5000円。北綾瀬駅は19年からリニューアルが進められ、21年に複合商業施設が誕生した。高架下を利用したスペースにスーパーやコンビニ、100円ショップ、ファストフード店や持ち帰り弁当店といった食関係の店舗が並んでおり、生活利便性の高さがうかがえる。

シングル向け1〜10位(出所:以下、リリースより)

 3位はJR総武線快速の「新小岩駅」で価格相場は2365万円。JR総武線快速に乗ると、東京駅までは4駅で約15分というアクセス。同駅の南口には23年冬に駅ビルが完成する予定。1〜2階は商業施設、3〜5階はスポーツ施設、6階には葛飾区の行政サービス施設が入る計画になっている。

 加えて、南口駅前では商業施設や住宅からなる大型複合施設を建築する計画も進行している。同社は「竣工は28年度と少し先になるものの、2位の北綾瀬駅同様に街の人気・価値上昇が期待できる」と分析している。

 4位以降は「平和島駅」「中板橋駅」「ときわ台駅」「亀戸水神」と続いた。

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