アパホテル、大阪・難波に地上40階の“高層タワー型ホテル” 客室数は2060室アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉

» 2022年03月03日 10時30分 公開
[ITmedia]

 アパグループは3月1日、「(仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉」(大阪市)の起工式を行った。大阪府において30棟目の新築ホテル着工となる。2024年10月下旬の開業を予定している。

 同ホテルは、西日本最大客室数となる全2060室、地上40階建ての超高層タワー型ホテルとなる。客室構成はシングル、ダブル、ツインといった標準客室のほか、スイートルーム、デラックスツインルーム、トリプルルームやコネクティングルームなどを計画し、幅広い層の需要に対応する。

アパホテル (仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉完成予想外観パース(以下、リリースより)

 館内設備として、最上階に展望レストランや展望プールを設けた。また、大浴殿・露天風呂、レストラン、フィットネス施設、カフェやエステ、コンビニなどの出店も計画している。

 同社は「都会にいながらリゾート気分を味わえ、滞在そのものを楽しめる『アーバンリゾート』として、大阪難波エリアの新たなランドマークとなるホテルを目指す」とコメントした。

アパホテル 記者発表の様子

 大阪市内のアパホテルは、23ホテル・7169室が稼働している。現在建築・設計中の「アパホテル&リゾート〈大阪梅田駅タワー〉」(全1704室・23年1月開業予定)や「アパホテル〈なんば心斎橋東〉」(全202室・22年4月12日開業予定)などを含めると、26ホテル・総客室数1万1135室となる。

 なお、大阪府下では、30ホテル・総客室数は1万1587室で、同社によると、大阪市内・府下の展開客室数はエリア最大級という。

 記者発表で、アパグループの元谷外志雄代表は、「このホテルに行ってみたいと思う需要を喚起し、大型ホテルといえども高稼働が期待できる。25年の大阪万博前の開業を予定しているが、今後インバウンド需要は回復し、海外からの観光客も年間3000万〜4000万人程度期待できる」と意気込みを語った。

アパホテル (仮称)アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉起工式 直会

物件概要

物件名 : アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉

所在地 : 大阪府大阪市浪速区湊町1丁目5-33(地名地番)

交通 : 「JR難波駅」徒歩1分、大阪メトロ四つ橋・御堂筋線・千日前線「なんば駅」、近鉄奈良線・阪神なんば線「大阪難波駅」徒歩2分、南海本線「なんば駅」徒歩5分

構造 : 鉄骨造 規模 : 地上40階

敷地面積 : 約3306平方メートル 延床面積 : 約38264平方メートル

開業予定 : 24年10月下旬 

事業主 : アパホーム、アパマンション 管理・運営 : アパホテル

設計監理 : 日企設計 施工 : 熊谷組

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