エイチームライフデザインの運営する「ナビナビ」は、18〜19歳の男女を対象に「成人年齢引き下げによるクレジットカード利用への意識調査」を実施した。成人年齢引き下げに伴い一番関心がある変更点は「クレジットカードの申請」と回答した人が最も多く、44.1%と半数近い結果となったことが分かった。
次に多かったのが、「携帯電話の契約」で22.1%、3番目が「国家資格の取得」13.4%。1番多かった「クレジットカードの申請」は、「携帯電話の契約」の約2倍多い結果となった。
現在の1カ月の収入(お小遣いを含む)はどのくらいかを尋ねると、一番多かったのが「3000円未満」(21.9%)、次いで「5万円以上10万円未満」(17.3%)だった。収入はクレジットカード作成時の審査基準の対象となるが、今後の審査基準がどのように変わっていくのかが注目される。また、最近では安定した収入にとらわれない審査を行うクレジットカードも登場しているので、審査基準の概念が変わってくることも推測される。
法改正後にクレジットカードを作るか聞いてみると、「わからない」と回答した人が最も多く49.0%だった。「作る」と回答した人は25.1%だった。「作る」と回答した人に親に相談するか尋ねると、「相談する」と回答した人は81.1%いることが分かった。
また、親の同意なしでクレジットカードが作れることをどう思うか尋ねると、「賛成」が36.1%、「反対」が27.4%と、大差のない結果となった。「賛成」と回答した人の理由では、「自分一人でお金の管理をしたいから」と答えた人が一番多かった。
一方で、親の同意なしでクレジットカードが作れることに「反対」と回答した人の理由には、「契約などのトラブルが心配だから」と回答した人が46.6%と最多となり、契約関係で問題を起こしてしまうことに不安な気持を抱える人が多くいることが分かった。
調査は、全国の18〜19歳の男女800人を対象に、1月26日インターネットにより実施した。
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