自分よりペットにお金をかけること、2位は「医療費」 1位は？：ペットにかける年間支出は増加傾向（1/2 ページ）

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　ペット保険を取り扱うアニコム損害保険（東京都新宿区）はペットにかける年間支出調査の結果を発表した。その結果、30.4％の人が自分よりペットの美容院代にお金をかけていると回答した。

ペットにかける年間支出調査の結果は？（画像はイメージ）

　犬・猫それぞれについて、1年間にかかる費用を調べた。その結果、犬が34万5572円（前年比102.1％）、猫が16万9247円（前年比102.7％）とそれぞれ微増傾向が見られた。

　最大の支出項目は犬・猫ともに「おやつ」だった。特に猫は前年比123.0％と大幅に増加している。理由を聞くと、「健康に留意して自然食品に変えた」という愛猫の健康を気遣う声のほか、「家にいる時間が増えて、ついついあげてしまった」というコロナ禍ならではの回答も見られた。

ペットにかける年間支出（出所：リリース、以下同）

　21年に新しく購入したIoTアイテムを聞いた。その結果、犬猫ともに「見守りカメラ」（犬：14.4％、猫：14.2％）が最も多かった。また、猫では「自動給餌器」「システムトイレ」もそれぞれ約9％と高い割合を占めた。

21年に新しく購入したIoTアイテム