ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、異業種または異職種への転職経験がある500人を対象に「異業種・異職種への転職理由に関する意識調査」を実施した。その結果、転職した理由のトップは「異業種・異職種への興味」(90人)だった。
2位は「仕事内容への不満」(87人)、3位は「労働環境への不満」(73人)となった。転職理由が「異業種・異職種への興味」と回答した人からは、「もともとやりたい仕事があった」という意見が目立った。他にも「仕事を通じて、異職種に関心をもつようになった」などの意見も挙がった。
「仕事内容への不満」と回答した人には、「今の仕事が向いていない」「やりがいを感じない」などの理由で転職を考えた人も多数いるようだ。また、同業種・同職種の場合、同じような仕事内容になるかもと感じ、異業種・異職種を選ぶ傾向があるようだ。
異業種・異職種への転職は成功だったかを尋ると、「成功」「どちらかといえば成功」と回答した人を合わせると、81.2%が成功と感じていた。
成功したと思える理由を尋ねると、「仕事内容に満足」と回答した人が一番多く129人、次いで「収入が増えた」が96人、「労働環境が改善した」が86人となった。
「仕事内容に満足」と回答した人からは、「やりがいがある仕事につけた」「仕事が楽しい」「好きな仕事だから多少ツラくても頑張れる」などの声が挙がった。
異業種・異職種への転職活動で、後悔していることについて尋ねると、1位が「リサーチ不足」(112人)だった。2位「資格やスキルがあればよかった」(91人)、3位「他の会社も見るべきだった」(39人)と続いた。
「リサーチ不足」と回答した人からは、「同業他社の事業内容や株主向けの資料などをよく見て、転職先の将来性をもっと調べるべきだった」(32歳 男性)、「もう少し事前に仕事内容などをネットで調べておけばよかった」(47歳 女性)という声が挙がった。
2位の「資格・スキルがあればよかった」と回答した人からは、「前職場で資格をもう少し取得しておけば、転職活動の幅が広がった思う」(25歳 女性)、「事前に何か資格を取っておけば、もっといい条件で転職できた」(35歳 男性)といった声があった。
調査は、異業種または異職種へ転職した経験のある男女500人を対象にインターネットにより実施した。調査期間は2022年1月9〜24日。
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