東京・渋谷の「セルリアンタワー東急ホテル」がフロアを新設 国内需要を狙う：31階の客室をランクアップ

[コネムラメグミ，ITmedia]

　「東急ホテル」「エクセルホテル東急」を運営する東急ホテルズ（東京都渋谷区）は、「セルリアンタワー東急ホテル」の31階の客室をランクアップし、「タワーズフロア」として新設した。コロナ禍で増加した日本人のマイクロツーリズムやワーケーション利用などの国内需要を狙う。

「セルリアンタワー東急ホテル」の31階の客室をランクアップし、「タワーズフロア」として新設した（出所：リリース、以下同）

　「タワーズフロア」は、スタンダードフロアだった31階の客室を新カテゴリーとし、夕暮れから夜にかけて変化していく空の色や街の灯りを楽しめるひとときを滞在時間の主軸と位置付けている。

　「高層階から楽しむ上質な滞在」をコンセプトに、ミレニアル世代のトレンド感度が高い女性をターゲットにした少し贅沢なホテルステイを提供する。

「タワーズフロア」

　客室内のタオル類やアメニティー、備品の一部は最上級の「エグゼクティブフロア」と同じものを用意。客室内のミニバーが無料という特典や、Bluetoothスピーカーやヘアアイロンなどの家電なども充実させた。またフロア特典として、エグゼクティブラウンジでの60分間のカクテルタイムと朝食も提供する。

客室内のタオル類やアメニティー、備品の一部は最上級の「エグゼクティブフロア」と同じもの

エグゼクティブラウンジ

　長期化するコロナ禍で、全体の7割を占めることもあったインバウンド需要が減少。一方で最近高まっている日本人のマイクロツーリズムやワーケーションでの需要を狙っていくとしている。

　「タワーズフロア」の新設を記念し、「タワーズフロア オープン記念プラン」を販売。料金は3万452〜6万2646円（サービス料・消費税込）で、宿泊の対象期間は3月1日〜4月27日。