大和ハウス工業は、千葉県流山市おおたかの森で開発中の複合商業施設「COTOE(コトエ)流山おおたかの森」を、4月27日に開業すると発表した。食品スーパーと家電量販店を核テナントとし、子育てファミリー層を中心に、全世代が日常的に利用できる施設を目指す。
同施設は、ショッピングセンターや住宅の開発が進む、つくばエクスプレス沿線「流山おおたかの森駅」より徒歩4分の場所に位置する。「わが家のビッグパントリー(食品庫)」をコンセプトに、延床面積3万930平方メートルの物販棟(3階建て)と、延床面積2090平方メートルの飲食棟(2階建て)の2棟で構成。物販・飲食店やサービス店舗を取りそろえる。
物販棟は食品スーパー「ロピア」と、家電量販店「コジマ×ビックカメラ」を核テナントに、ドラッグストアや100円ショップ、英会話スクール、フィットネス施設などが出店する。また飲食棟では、回転寿司や焼肉、中華料理など家族で楽しめる店舗を提供するという。
流山市は、つくばエクスプレス「秋葉原駅」から快速で約20分の都市で、開発が進む駅前のほか「おおたかの森(市野谷の森)」をはじめとする森や公園が300カ所以上あることから、「都心から一番近い森のまち」をキャッチフレーズとしている。さらに、子育て支援制度も充実しており、子育て世代を中心に人口が増加し続けている。
施設名称の「COTOE」は、「新しい発見や出来事に出会える、身近で便利な施設」として「事に会う=事会=コトエ」と連想しネーミングしたという。親から子、祖父母から孫へと多世代がつながり、交わり、広がる場として、笑顔が満ちあふれる施設を目指すとしている。
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