ファミリーマートは、オリジナルパンブランド「ファミマ・ザ・パン」シリーズの新作「ファミマ・ザ・クリームパン」を22日に発売する。「ファミマ・ザ・カレーパン」「ファミマ・ザ・メロンパン」もリニューアルする。3日で100万個売れた「ファミマ・ザ・パンシリーズ」のラインアップを強化し、売上拡大を狙う。
今回発売する「ファミマ・ザ・クリームパン」(128円)は、牛乳と卵の配合にこだわり、王道のカスタードクリームを使用した。
リニューアルした「ファミマ・ザ・カレーパン」(138円)は従来の商品と比較して、よりスパイス感が感じられるビーフカレーに仕立てた。また、小麦にお湯を加えて粉末化した湯捏粉(ゆごねこ)を配合し、パン生地の吸油を抑え、油っぽさを低減。もっちりとした食感の食べ応えのあるドーナツ生地を使用した。
「ファミマ・ザ・メロンパン」(118円)は、従来よりバターの使用量を10%増量し、バターの味と香りをより楽しめるようにした。
ファミマ・ザ・メロンパン/カレーパンは、21年3月に発売し、3日間で100万個を売り上げた。「老若男女問わず愛される定番商品だからこそ、毎日食べたくなる美味しさを目指した」(同社)という。定冠詞の「ザ」を付け、ファミリーマートの新定番として打ち出し、販売数は2週間で400万食を突破していた。
広報担当者は今後の展望について、「パン部門はファミマ・ザ・シリーズをはじめとした定番商品の充実強化やコラボ商品などで、コロナ禍で落ち込んだ売り上げをを取り戻しつつある。今後も継続的にブラッシュアップし、よりよい商品を来店客に届けたい」とコメントした。
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