「国立公園がある観光地」人気はどこ? 2位は「奄美大島」、1位は「行ってみたい」の声(1/2 ページ)

» 2022年03月17日 10時04分 公開
[神奈川はなITmedia]

 JTBは「国立公園に関する旅行意識2021」を発表した。国立公園は16年3月に政府がとりまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」の柱の1つ。同年に開始した「国立公園満喫プロジェクト」から5年が経過したことを受け、当時の調査結果と比較して旅行意識をまとめている。

国立公園に関する旅行意識 国立公園に関する旅行意識(画像はイメージ)

日本の国立公園を訪れる旅行

 「日本の国立公園を訪れる旅行」を知っているか、行ったことがあるかを尋ねたところ、「知らない」は40.1%(16年から5.3ポイント減少)、「知っているが行ったことはない」は34.0%(同1.3ポイント減少)「行ったことがある」は25.9%(同6.5ポイント増加)だった。

 「日本の国立公園を訪れる旅行」に参加してみたいと思うかを聞いたところ、「ぜひしてみたい」が18.5%で「してみたい」が42.7%。合計すると約6割になるのは16年と変わらなかったが、「ぜひしてみたい」の割合が6.9ポイント増加した。

国立公園に関する旅行意識 「日本の国立公園を訪れる旅行」の認知と経験、参加意向

 性年代別でみると、認知率、経験率が高いのは男女ともに60代以上。「行ったことがある」は70代女性を除く全ての性年代で増加し、特に20〜50代女性では10ポイント以上増加している。

 参加意向を見ると「ぜひしてみたい」と「してみたい」の合計は男性では60代が高く、女性では年代が上がるほど高い傾向が見られた。16年と比べると50代男性を除く全ての性年代で「ぜひしてみたい」が増加し、特に30代男性と40代女性では10ポイント以上増加している。

国立公園に関する旅行意識 「日本の国立公園を訪れる旅行」の認知と経験、参加意向(性年代別)
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