国立公園エリアを含む11の観光地に行ってみたいかを尋ねたところ、いずれの観光地も訪問意向は5割を超えた。最も訪問意向が高かったのは箱根の72.8%で、以下、奄美大島(70.8%)、やんばる(70.2%)、軽井沢(67.0%)、上高地(66.2%)が続いた。
国立公園エリアを含む11の観光地に対するイメージについては、いずれの観光地でも「自然や風景」が多く選択されたが、その割合は観光地ごとに異なり、十和田湖では8割、鳥羽では4割弱だった。
16年と比べると「他にない見どころ」「独特の雰囲気」「地域ならではの活動や楽しみ」といった地域の固有性や、「バラエティに富む」「清潔で美しい」をイメージする人が増加した。
国立公園の観光にあったら良いものを質問したところ、「ビューポイント」「遊歩道」が上位を占め、景色を楽しむことや歩きながら自然を楽しむことは国立公園の基本的な楽しみ方と考えられる。
16年と比較すると、宿泊施設に関しては「質素・野趣性」よりも「高級感」が求められるようになったことが特徴的だ。
コロナ禍で注目を集めたワーケーションに関連して、21年の調査で新たに追加した項目「仕事もできる環境が整った施設やスペース」の選択率は1割程度だった。
この調査は全国の18〜79歳の男女を対象に、21年5月26日〜6月16日に郵送自記式で実施し、1473人から回答を得た。
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