JR山手線「中古マンションが安い駅ランキング」 シングル向け2位は「大塚駅」、1位は?全28駅(1/2 ページ)

» 2022年03月20日 10時00分 公開
[ITmedia]

 暮らしのニュースサイト「SUUMO(スーモ)ジャーナル」を運営するリクルートは、JR山手線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2022年版を発表した。シングル向け物件の1位は「田端駅」(北区)で、価格相場は3190万円だった。

リクルートは山手線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2022年版を発表した(画像:ゲッティイメージズより)

 田端駅は、北区にある唯一のJR山手線の駅。南口と北口で印象が大きく異なるのが田端駅の特徴だ。南口は小さな駅舎があるほか、19年公開の映画『天気の子』の舞台になったことでも知られている。

 一方の北口には駅ビル「アトレヴィ田端」が併設され、スーパーやドラッグストアに雑貨店、カフェ、レストランなどが3フロアに並んでにぎわっている。駅前にはスーパーが点在しており、日常の買い物には困らない環境といえそうだ。

 2位は「大塚駅」(豊島区)で価格相場は3230万円。駅周辺には飲食店やスーパードラッグストア、駅直結の商業施設もあるため生活に必要なものは整う。駅前から離れると閑静な住宅街が広がっており、繁華街らしさと住環境が共存している。

シングル向け1〜28位(画像:以下、リリースより)

 3位は「鶯谷駅」(台東区)で価格相場は3420万円。1日の乗車人員はJR山手線では高輪ゲートウェイ駅に次いで2番目に少ない駅(JR東日本「各駅の乗車人員 2020年度」より)。

 JR山手線の内側にあたる南口側には寛永寺の敷地が広がり、その先には東京国立博物館や国立科学博物館、上野の森美術館を抱える上野公園といった文化施設が集まっている。駅北口側には飲み屋街があり、そこを抜けると浅草へと続く通りにぶつかるなど主要スポットへのアクセスがいい街といえそうだ。

 4位は「池袋駅」(豊島区)、「西日暮里駅」(荒川区)で共に3480万円、6位は「日暮里駅」(荒川区)で3494.5万円、「駒込駅」(豊島区)で3580万円と続いた。

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