「シェルター」(大阪府)が販売する地下設置型のシェルターについて、社長の西本誠一郎さんは「広島、長崎で使用されたような核兵器の攻撃があった場合、爆心地から2キロ離れた場所であれば耐えられる」と説明する。
外部からの電気を通せるが、水はペットボトルなどを準備しておく必要がある。簡易のトイレやベッドを設置し、換気の際に有害物質を除去するフィルターを備えたモデルもあるという。
また、同社のホームページ(HP)は「核攻撃があると地下の密閉された箱で何カ月も避難する認識があるが、避難は2週間が重要」と掲載する。
爆風や熱線と同様に大きな脅威は放射線とし、その強さは時間と距離で減衰するため、2週間を外気に触れず過ごすことが重要としている。(社会部・銘苅一哲)
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