JR東「どのくらい混んでいるか」「どの駅から混むか」が分かる実証実験を開始山手線など23路線

» 2022年04月04日 18時09分 公開
[ITmedia]

 JR東日本は4月4日、経路検索から一部の路線の混雑状況が分かる「車内混雑がみえる経路検索」の実証試験を開始した。

画像はイメージ(提供:ゲッティイメージズ)

 同社が提供している、列車の遅れを反映した「リアルタイム経路検索」の検索結果画面に、車内の混雑状況を表示する。「乗車時、降車時にどのくらい電車が混んでいるか」「どの駅から混雑状況が大きく変化するか」といった情報が確認できる。対象となるのは、山手線、京浜東北線、東海道線などの23路線。

「車内混雑がみえる経路検索」(画像はプレスリリースより)

 運行管理システムから取得した、直近30日の車内混雑データを用いた予測情報を、毎日更新する。大幅なダイヤの乱れがあった際などには、混雑情報が反映されない場合がある。

 利用者は、試験サイトにアクセスする方法のほか、JR東日本のアプリやLINE公式アカウントから経路検索をして、混雑状況を確認できる。実証実験期間は4月4日〜6月30日。

「車内混雑がみえる経路検索」を提供する路線(画像はプレスリリースより)

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