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北海道日本ハムファイターズ新球場の仕掛け人、ボールパークへの夢を語る失敗を許容し挑戦する文化(1/5 ページ)

» 2022年04月06日 05時00分 公開
[武田信晃ITmedia]

 スポーツ庁は「スポーツオープンイノベーション推進事業(地域版SOIP)」を進めている。2月にはその中のプログラムの1つ「Innovation League Sports Business Build」の成果発表会を開催し、北海道日本ハムファイターズの前沢賢取締役事業統轄本部長が参加した。

HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE©H.N.F.

 ファイターズは札幌郊外にある北広島市に総工費600億円をかけた「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE」(北海道ボールパークFビレッジ)を建設中だ。2023年3月開業予定の新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」(エスコンフィールドHOKKAIDO)はその中核施設となる。ITmedia ビジネスオンラインはボールパーク建設の中心人物である前沢本部長に、プロジェクトへの取り組みについて聞いた。

前沢賢(まえざわ・けん) 北海道日本ハムファイターズ取締役。1974年、東京都生まれ。パソナ、J・坂崎マーケティング(マーケティングマネージャー)、北海道日本ハムファイターズ(事業推進部長)、パシフィックリーグマーケティング(執行役員)、横浜DeNAベイスターズ取締役事業本部長を経て、再び北海道日本ハムファイターズへ。観光庁スポーツ・ツーリズム推進連絡会議ワーキングメンバーを務めた経験も(撮影:山崎裕一)

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