マイナンバーカード「持っている」6割にとどまる 発行しない理由は?メリットはある?

» 2022年04月17日 09時00分 公開
[季原ゆうITmedia]

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 保険相談サービスを提供する保険マンモス(東京都港区)は、男女500人を対象にマイナンバーカードについてアンケートを実施した。現在マイナンバーカードを持っていない人は37%に上った。発行しない理由は「メリットがないから」などが挙がった。

保険マンモスはマイナンバーカードに関する調査を実施(出所:リリース、以下同)
マイナンバーカードを持っている人は63%と低い結果に

 マイナンバーカードの取得状況を見てみると、「持っている」と回答した人は63%。制度の開始から6年が経過するが、取得率が高いとは言えない状況だ。

ポイントがもらえることを理由に発行した人が多い

 マイナンバーカードを作った人に「なぜ発行したのか」を尋ねると、「ポイントがもらえるから」と回答した人が182人で最多となった。次いで「顔写真付身分証明書、本人確認書類になるから」(140人)、「住民票や印鑑証明書など各種証明書をコンビニで取得できるから」(95人)となった。

マイナンバーカードを発行した時期

 マイナンバーカードの発行時期について聞くと、「覚えていない」という答え以外で多かったのが「2021年1月〜6月」だった。

 総務省によるマイナンバーカードを活用したキャッシュレス還元事業「マイナポイント第1弾」は20年9月にスタートし、当初は21年3月に終了する予定だったが、21年12月末まで延長。同事業が終了する間際に申請した人が多かったとみられる。

設定した決済サービスは「楽天カード」と「PayPay」が上位を占める

 マイナポイントは、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレスサービスを利用して買い物をすると、利用金額の25%のポイントがもらえる。そこで、どの決済サービスを登録したか尋ねてみると、「楽天カード」(66人)と「PayPay」(64人)が上位を占めた。

「発行したくない」が6割近くに

 現在マイナンバーカードを持っていない人に今後発行したいか尋ねると「発行したくない」と回答した人がおよそ6割に達した。「必要性を感じないから」「個人情報の紐づけが嫌」「手続きが面倒そうだから」などの理由が挙がった。ほかにも「個人情報と紐づけられることの安全性が信頼できない」や「作っても更新しなくてはいけないため面倒」なども理由として挙がった。

 調査は男女500人を対象に3月30日にインターネットで実施した。

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