メディア

ふるさと納税の返礼品　「魚介」や「米」を抜く人気1位は？　コロナ禍で利用増：食べ物に人気集まる（2/2 ページ）

» 2022年04月20日 10時10分公開

3位の「米」と回答した人の意見は？

　3位の「米」と回答した人からは、「甘味もあり好みのご飯の炊き上がりが満足で、毎月の食費も節約にもなった」（30代女性）、「自分で買うと重いので運ぶのが大変だが、米の定期便で送られて来るので助かる」（40代女性）という声が聞かれた。1万円の寄付で10キロ以上届く返礼品が多数あり、家計の助けになるという意見が聞かれた。

　総務省による「ふるさと納税に関する現況調査結果」（21年度実施）によると、ふるさと納税の利用額は20年度には過去最高となる約6725億円に達し、その後も寄付額が増えている。コロナ禍での外出自粛もあり、自宅での楽しみの1つとして定着してきているようだ。

ふるさと納税の利用額（受入額）及び受入件数の推移（全国計）

　調査は、20～21年に「ふるさと納税」を行い返礼品をすでに受け取った3000人を対象に、インターネットで行った。期間は3月14～24日。

「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」家具大手ぬいぐるみ　なぜ人気？
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」――。大手家具メーカーの”看板商品”とも言えるぬいぐるみの人気のわけを探る。
ダイソー銀座店の広告カラーに込められた秘密　街に伝わる「銀座フィルター」とは
高級ブランド店が建ち並ぶ東京・銀座に4月15日、100円ショップ最大手、大創産業の旗艦店がオープンした。利便性が向上したと歓迎の声が上がる一方、「銀座らしくない」との意見も聞かれる。果たして、ダイソーは銀座に根を張ることができるのか。
黒マスクは恥ずかしい？　日本人の“同調性にフィット”した商品が話題
黒マスクを着けるのが恥ずかしい――。そんな思いが開発のきっかけとなった、ある商品がSNSを中心に話題になっている。一体なぜなのか。背景を博報堂ヒット習慣メーカーズ担当者に聞いた。
銀座にダイソー旗艦店オープン　注目の商品から見えてくる販売戦略とは？
大創産業は4月15日、東京・銀座の商業施設「マロニエゲート銀座2」に「ダイソー」ほか3ブランド融合の旗艦店をオープン。銀座への初出店にはどんな狙いがあるのか。オープン前の内覧会を取材し、一押し商品から販売戦略を探った。
キッコーマン「密封ボトル」しょうゆ、使い切る裏ワザとは　「ピー」の音に隠された”企業努力”に迫る
キッコーマンのしょうゆ「いつでも新鮮」シリーズ。残り少なくなったしょうゆをボトルから絞り出すことができず、泣く泣く捨てるという利用者の声がSNSで話題に。どうすれば使い切れるのか。