住友商事は、開発を担当する宇都宮駅東口の複合施設について、名称が「Utsunomiya Terrace(ウツノミヤ テラス)」に決まったと発表した。宇都宮市と企業グループが連携して推進する「宇都宮駅東口地区整備事業」の一環で、まちびらき第1弾の高度専門医療施設(2021年12月開業)、第2弾の分譲マンションに続き、8月の開業を予定している。
同施設は、JR東北新幹線・東北本線の宇都宮駅から徒歩1分に位置しており、約7700平方メートルの敷地面積に、約3万7400平方メートルの延床面積となる。施設の名称には、同事業の中核を担い「まちの顔として地域や周辺住民に長く愛される施設に育って欲しい」との願いを込めたという。
シンボルマークは、施設の所在地が「宇都宮市宮みらい」であることから、「宮」の文字をモチーフに定めた。大きな円に内包された2つの円がつながり、動きを感じさせるデザインは「人が行き交う中心地」をイメージした。
同施設は14階建てで、1〜6階部分には、スーパーマーケットや飲食、サービス系などの商業施設が入る予定。また、5〜14階部分には、宿泊施設として客室数288室、大浴場や展望レストラン付の「カンデオホテルズ宇都宮」が出店する計画だ。
宇都宮市は同事業を「うつのみやの未来を拓く新たな魅力の創造・交流とにぎわいの拠点」と位置付ける。北関東最大級の収容人数となる交流拠点施設や広場、高度専門医療の拠点となる病院、商業施設や宿泊施設などを官民連携で開発するとしている。
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