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インボイス制度とは? 基礎知識や制度開始による変更点、対応のポイントを解説!ワークフロー総研(5/6 ページ)

» 2022年04月27日 07時00分 公開

ワークフローシステムの導入も効果的

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 インボイス制度に向けて請求書を電子化し、電帳法に対応することで、経理部門の負担軽減および業務効率化を図ることができるでしょう。

 そして、経理部門を含むバックオフィス、さらにはフロントオフィスのさらなる業務効率化を狙うのであれば、ワークフローシステムの導入をおすすめします。

 ワークフローシステムとは、社内で行われる稟議・申請手続きを電子化するシステムのことで、近年多くの企業で導入が進められています。

 次は、インボイス制度開始に向けてワークフローシステムを導入するメリットを解説していきます。

ペーパーレスが大幅に促進

 電子帳票システムの導入により、請求書をはじめとした帳簿書類を電子化することができます。

 しかし、企業で扱われる文書は帳簿書類以外にも数多く存在します。

 例えば、稟議書や各種申請書などの社内文書は、部署部門を問わず日々扱われているのではないでしょうか。

 電子帳票システムによる帳簿書類の電子化に加え、ワークフローシステムで社内文書を電子化することで、ペーパーレス化をさらに促進させることができます。

業務効率化・生産性向上に寄与

 ワークフローシステムで稟議や申請などの社内手続きを電子化することで、業務効率化や生産性向上にもつなげることができます。

 紙ベースの稟議書・申請書では、手入力によるミスが発生しやすく、承認者の不在などによって回覧が停滞しがちです。そのため、決裁を得るまでに多くの時間を要してしまい、意思決定スピードが低下する原因となってしまいます。

 ワークフローシステムで社内手続きを電子化することで、紙文書ならではの非効率が解消され、業務の効率化および生産性向上を実現することができるでしょう。

テレワークなど柔軟な働き方に対応

 ワークフローシステムを導入することで、テレワークをはじめとした柔軟な働き方の定着にもつながります。

 テレワークの導入には文書のペーパーレス化が不可欠ですが、請求書を電子化しただけでは、社内文書の確認や押印のためだけに出社しなければならない状況が発生してしまいます。

 一方、ワークフローシステムで社内手続き全般を電子化することで、紙文書の作成・回覧やハンコによる承認・決裁が不要になります。

 システム上で文書の申請から承認、決裁を完結することができるので、オフィスに縛られない柔軟な働き方を実現することができるでしょう。

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