今年のゴールデンウイーク 47.2％が「そんなに楽しみではない」：クロス・マーケティング調べ

[ITmedia]

　クロス・マーケティング（東京都新宿区）は、今年のゴールデンウイークに関する調査を実施した。47.2％が今年のゴールデンウイークは「そんなに楽しみではない」と答え、約半数を占めた。

今年のゴールデンウイーク、楽しみ？

　一方、「とても楽しみにしている」（8.1%）、「少し、楽しみ度合いが増えた」（23.1%）となり、「楽しみ」にしている人の合計は31.2％だった。年代別にみると、年齢が下がるにつれて「楽しみ」にしている人の割合が多くなっており、特に20〜30代が約4割となった。

どのような気持ちでゴールデンウイークを迎えるか（クロス・マーケティング調べ）

　楽しみな理由は、「ワクチン接種をして、少し安心しているから」が31.8%で最多。次いで「今年は昨年よりも外出できるから」（28.3%）、「お店が通常営業になってきたから」（23.6%）と続く。

「楽しみ」な理由（クロス・マーケティング調べ）

　年代別にみると、「ワクチン接種をして、少し安心しているから」は年代が上がるにつれて高く、60代が51.9％と突出。一方、若年層では「会えなかった人と久しぶりに会えるから」が他の年代よりも高く、特に20代は25.6％を占めた。

　今後コロナ感染者数が増加した場合、「一部変更する」（36.6％）、「諦めて家で過ごす」（34.9％）と合わせて、外出予定を変更する人は71.5％を占めた。コロナへの根強い警戒感がうかがえる。

コロナ感染者が増加した場合のゴールデンウイークの外出予定（クロス・マーケティング調べ）

　調査は全国の20〜69歳の男女1100人を対象にインターネットで実施した。調査期間は4月15〜17日。