セキュリティ製品などを手掛ける露カスペルスキーが、メールの添付ファイル経由などで感染するマルウェア「Emotet」(エモテット)が活動を再開したとして、企業に注意を呼びかけている。同社が4月21日に発表した資料によると、3月のEmotet検知数は前月比で3倍になったという。
同社によると、Emotetの攻撃に遭遇したユーザー数は、2022年2月の2847から3月は9086となり、3倍以上に。同社のセキュリティ製品が検知したEmotetによる攻撃数も、1万6897件(22年2月)から4万8597件(同年3月)へと急増しているという。
Emotetによる攻撃に遭遇したユーザーを国別でも分析している。それによると、22年第1四半期(1〜3月)にエモテットの攻撃に遭遇したユーザーの国籍で最多は「イタリア」(10.04%)だった。2位は「ロシア」(9.87%)、3位は「日本」(8.55%)だった。「メキシコ」(8.36%)、「ブラジル」(6.88%)がそれに続いた。
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