消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
駐車場予約アプリを運営するakippa(大阪市)は、「ゴールデンウイーク(GW)のおでかけ」に関する調査を実施した。今年のGWにでかけたい都道府県を聞いたところ、1位は「北海道」(8.3%)、2位は「東京都」(6.6%)、3位は「京都府」(6.0%)だった。
1位の「北海道」と答えた人からは、「食べたいグルメがあるから」「好きな場所だから」という理由が多く挙げられた。2019年春に実施した調査でも、「北海道」はGWにでかけたい都道府県で1位に選ばれていて、「北海道」の人気は新型コロナウイルス感染拡大前から変わらず根強いことがうかがえた。
一方で、関東や関西エリアを選んだ人からは、「近いから」や「知人や友人、家族に会いに行く」という回答が多く、遠出を望む人がいる一方、今年は近場の会いたい人に会いに行きたいという人が目立った。
今年のGWの予定を聞いたところ、「予定がある」と答えた人は27.6%で、昨年より微増した。今年はスポーツ観戦やイベントへの参加などの回答があり、イベント開催や人数制限が解除された影響もあるようだ。
「予定はない」と答えた38.7%からは、新型コロナの感染を危惧する声や、仕事、混雑回避などが理由として聞かれた。「現時点では未定」と答えた33.8%からも、「新型コロナ感染拡大」の状況によって検討すると回答していて、直前になるまで予定を立てないという人も多いようだ。
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