月額2000円でエアコンのサブスク、埼玉県戸田市がモデル事業を実施：環境省の事業が始動

[熊谷ショウコ，ITmedia]

　埼玉県戸田市は4月21日、高齢者世帯および子育て世帯を対象に、エアコンが定額利用できる事業を開始すると発表した。エアコンの設置による熱中症対策が主な目的。4月25日〜5月13日の期間、各60世帯を募集する。

エアコンのサブスク事業を開始（出典：戸田市の公式サイト）

　本事業は、環境省の「サブスクリプションを活用したエアコン普及促進モデル事業」に応募し、採択されたことにより実施するもの。エアコンの設置に掛かる初期費用を0円、月額利用料を部屋の広さやインターネット回線の有無に応じて月額2000〜3700円で3年間使用できるようにした。

　対象機器は、省エネ性能に優れた富士通ゼネラルの最上位機種「Nocria」AS-Xシリーズ。応募条件は、戸田市内に住居を有し、5〜6月に設置工事ができること。データ収集やアンケート調査に協力できること。エアコンを3年間継続利用できること。スマートフォンを持っていること（同居していない家族でも可）。

期間終了後、エアコンは更新、買い取り、撤去を選択できる（画像はイメージ）

　申し込みは公式サイトおよびファックスで受け付ける。