大阪ガスは4月26日、大阪ガス都市開発が所有する大阪ガスビルディング(大阪市、以下「ガスビル」)のリノベーションと、同ビル西側にある社有地での複合ビル開発について検討を開始したと発表した。
現在、駐車場などとして利用されている社有地には、オフィスと商業施設が入る複合ビルの建設を予定する。大阪ガスグループの本社機能を新ビルへ移転・集約することもあわせて検討しているという。
ガスビルは、1933年に竣工した南館と66年に竣工した北館があり、南館は国の登録有形文化財にも登録されている。今後は歴史的建築物として保存し、用途拡大に向けたリノベーションを行う予定。建物の保存方法については、保存検討委員会を設け検討を進めていくという。
今後の具体的な計画については、関係行政などと協議していくとしている。
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