再応募したいと思う理由として、最も多かったのは「選考時の印象がよかったから」(47.9%)。次いで「自分のことをよく分かってくれているから」(37.7%)、「機会があればまた受けたいと思っていたから」(29.2%)があがった。
実際に再応募につながる要素は何か聞いたところ、1位は「自分にとってのタイミングがよい」(49.4%)、2位は「スカウトの仕事内容がよい」(44.5%)、「スカウトの年収がよい」(39.7%)だった。企業が戦略的に人材を獲得するためには、継続的に候補者とコンタクトをとり、タイミングを見極めてスカウトすることが重要だと分かる。
MyReferの鈴木貴史代表取締役社長CEOは、「労働人口の減少や第四次産業革命、ジョブ型雇用へのシフトに伴い、日本の採用は掛け捨て型のリクルーティングではなく、積立型のタレントアクイジションにシフトしていくだろう。今回実施した調査で、一度選考をして辞退・お見送りになると終わりではなく、候補者と中長期的に関係性を築いていくことが重要になることが分かった」とコメントした。
今回の調査は、従業員数30〜1000人以上の会社で働く会社員で、転職経験が1回以上ある男女を対象に実施した。期間は22年4月11〜12日、有効回答数は506人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング