ホテルから長らく不人気とされた線路際の部屋が、鉄道ファンに「トレインビュー」として認知された時期は、ネットの普及がきっかけと思われる。鉄道雑誌の旅行取材で「泊まった部屋から線路が見えた」と記述されてもホテル名がなかったように思う。
1987年にパソコン通信「ニフティサーブ」が始まり、同時期に電子会議室「鉄道フォーラム」も始まったけれども、トレインビューホテル専用の会議室はない。
クチコミによる「トレインビューホテル」の認知は、インターネットとブロードバンド回線の普及が貢献したと思われる。これはほかの趣味でも共通だと思うけれども、特にトレインビューは「こんな風に見えるよ」と写真で紹介しやすい環境が必要だった。
それがブログなどで紹介され、まとめサイトがつくられるようになった。私が参考にするサイト「鉄宿!鉄道&電車の見えるホテルを徹底紹介」は、コピーライトが14年となっているけれど、その数年前からテキストベースのサイトだったように記憶している。
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