日本生産性本部 サービス産業生産性協議会は、2021年度におけるJCSI(日本版顧客満足度指数)調査の結果を発表した。JCSIは34業種、328の企業・ブランドを対象に、サービス産業の生産性を測るうえで重要な「顧客満足」を数値化・可視化し、ランキングにしたもの。上位にはエンターテインメント・通信販売・飲食などの業種が多くランクインした。
顧客満足の年間総合ランキングでは、「宝塚歌劇団」が1位を獲得した。次いで2位「ヨドバシ・ドット・コム」、3位「劇団四季」という結果に。
1位の「宝塚歌劇団」を筆頭に、3位の「劇団四季」、4位の「東京ディズニーリゾート」、9位の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」など、エンターテインメント業界がTOP10に4企業ランクインした。上位50社でみると、通信販売業種が8企業ランクインし、最多だった。
業種別の顧客満足ランキングで10年以上に渡り1位を獲得し続けている企業・ブランドは6つあり、そのうち帝国ホテル、阪急電鉄、ヤマト運輸、楽天カードは13年連続で業種別顧客満足1位を獲得した。
調査は21年6月2日〜12月17日、34業種328企業・ブランドを対象にインターネット上で実施した。有効回答数は10万2438人。
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