ファーウェイは4月下旬、SNSの公式アカウントで「天才少年」の公募資料を公開した。
募集するのは数学、コンピューター、物理、マテリアル、チップ、スマートマニュファクチャリング、化学分野の理系人材で、国籍は問わない。
学歴も不問だが、「価値の高い研究成果・論文・特許」「トップレベルの研究室・選抜チーム出身」「国際トップレベルの大会で入賞」などの実績がある者は採用プロセスで加点される。
天才少年枠で採用された人材は「世界レベルの挑みがいのあるテーマ」「素晴らしい指導者」「グローバルな視野とプラットフォーム、リソース」、そして「5倍の年収」が提供されるという。
数日後に開かれたアナリスト向けのイベントで、ファーウェイの胡厚崑(ケン・フー)輪番会長は、「5倍は何の5倍かと話題になっていますが、ご想像にお任せします」と言葉を濁したが、天才少年の報酬は社内文書などである程度明らかになっている。
これまでの採用者の年棒は、以下のように3ランクに分かれている。
円安が急激に進んでいるため円換算の金額は直近3年で2〜3割膨らんでいるが、ともあれ、最低でも1800万円、最高ランクの人材は4000万円近い年棒が約束される。ただ内定を得るには技術部門から創業者の任CEOまで7回の面接を突破しなければならない。
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