蔦屋家電が、冷えるゴミ箱「CLEAN BOX」(クリーンボックス)の独占先行予約を始めた。生ゴミなどをマイナス11℃に冷却することで、悪臭を2万6000分の1程度に軽減する仕組み。冷蔵庫などに生ごみを保管するユーザー向けに製品を販売し、売り上げ拡大を目指す。
CLEAN BOXは、中西金属工業(大阪市)の製品で、2019年に先行販売し、グッドデザイン賞の「BEST100」を受賞した初代CLEAN BOXをアップデートしたもの。
CLEAN BOXのサイズは690(高さ)×230(幅)×443(奥行き)ミリ、重量は約18キロ、冷凍庫容量は20.0リットル。販売価格は4万8180円で、予約は二子玉川 蔦屋家電の1階食フロア、オンラインストアにて受け付ける。
ベルメゾンデッセが16年に実施した調査では、生ゴミを冷蔵庫・冷凍庫に保管したことがある人は17.2%だった。さらにそのうち20.5%が、「冷蔵庫・冷凍庫の中にゴミを保管するスペースを確保している」ことが明らかになった。
しかし生ゴミを冷蔵庫・冷凍庫に保管したいが、キッチンの冷蔵庫は食品のための空間であることから抵抗があるという人も少なくない。CLEAN BOXはそうしたニーズを商機にした製品だ。
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