ファミリーマートはコーヒーマシンのミルクで作る「FAMIMA CAFE」のフラッペシリーズから、「上林春松本店監修 宇治抹茶フラッペ」(320円)を発売する。5月24日から全国のファミリーマートで販売開始。フラッペのコラボ商品は好評で、レパートリーを増やし、売り上げ拡大を図る。
同社は2014年6月からフラッペの販売を開始した。累計販売数は約2億杯(21年現在)に上るという。オリジナル商品に加えてゴディバやカルピスなどとコラボした商品を合わせると約70種類のフラッペを発売してきた。
今回発売する宇治抹茶フラッペは、老舗茶舗「上林春松本店」が監修し、「本格抹茶」をコンセプトに、甘さ控えめに開発した。
京都府産と三重県産の抹茶をブレンドし、苦みを抑え、抹茶本来のうまみや香りを引き立たせた。また、滑らかでとろける食感を表現するために、あえてかき氷の氷を細かくしたという。
同社が抹茶フレーバーを販売するのは約5年ぶりだという。FF・スイーツ部 カフェ・スチーマーグループの岩井翔太郎さんは「抹茶は光を浴びると品質劣化してしまうため、長年開発ができていませんでした。フラッペは通常透明のカップを使用していますが、今回は遮光のカップを採用し、発売に至りました」と話す。
同社のフラッペは好調だ。1万人にアンケートを取り、「飲みたいフレーバー」と要望が多い商品を開発している。
3月29日には、定番商品として訴求している「カフェフラッペ」(298円)、「ストロベリーフラッペ」(330円)を刷新した。
4月26日に発売した「黒いブラックサンダーチョコレートフラッペ」「白いブラックサンダークッキーバニラフラッペ」(それぞれ320円)は、販売開始から2週間で累計販売数合計350万杯を突破。歴代1位の販売数を記録している。
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