消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
インターネットリサーチを手掛けるネットエイジア(東京都中央区)は、現在仕事に就いていてタバコを吸っていない人を対象に、喫煙習慣と仕事の評価などについて意識調査した。
喫煙者は仕事ができない人だと思うかどうか質問したところ、「そう思わない」と答えた人が84.6%で、「そう思う」(15.4%)を大きく上回った。喫煙習慣を業務能力の評価に結び付けることは、合理的ではないと考える人が多いことが見てとれる。男女・年代別にみると、「そう思わない」と回答した人の割合は30代女性(93.1%)と60代女性(93.5%)で9割以上だった。
喫煙スペースなどでタバコを吸うために離席する“タバコ休憩”について、受動喫煙防止など周囲に配慮すればしてもいいと思うか聞くと、「そう思う」が57.9%で、「そう思わない」は42.1%となった。周囲の人への配慮があれば、タバコ休憩を容認できる人が6割弱で多数派だった。年代別にみると、「そう思う」と回答した人の割合は30代(66.0%)が最も多かった。
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