財前氏は、「文字は元来、手で書くものでした。読んで字のごとく、書物とは書カレタ物、書ヲ読ムと書いて読書です。そして書物・書籍を売っているのが書店です。今回は、現代の誰もが読むことのできる平仮名を主に、筆文字の可能性を追ってみました。時間をかけて文字を追い、そこにある言葉をかみしめ、筆線の表情もたのしむ。そのような『書』本来のありようを伝えたい」と話す。
今回はカルチュア・コンビニエンス・クラブの中でアートに関する事業を行う企画集団「CCCアートラボ」が企画に携わっている。CCCアートラボは店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、専門的なアプローチで企画提案をしている。
今回の作品展によって、新たな顧客をどれだけ開拓できるか。
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