DAIWA CYCLE(大阪府吹田市)が、前かごをなくしフレーム自体に荷物を載せられるトートフレーム構造を採用した自転車「TOTE-BIKE(トートバイク)」を開発した。通勤や買い物、アウトドアなどさまざまなシーンで気軽に乗れる自転車として訴求する。
同商品は、前かごの「荷物の重みでハンドルがふらつく」「ひったくりなどの防犯的に心配」などの問題を解消すべく開発したという。フレーム中央のトートバッグに似た深型の構造を特徴とし、十分な強度で、前かごよりも手軽に使える荷物スペースとして設計した。
バスケットは、A4ノート型パソコンが入るビジネスバッグが入る大きさとし、通勤通学でも使用できるようにした。また、テントやテーブル、椅子を載せて走れることからアウトドアでも気軽に使えるという。
大きなバスケット容量を確保しつつも、自転車としての基本性能を損なわないよう、前を広く後ろを細くし、膝やふくらはぎがフレームにぶつかりにくいようにした。さらに別売りの前かごや後ろかごも搭載できるという。
そのほか、シマノ製外装6段変速機を搭載。ハンドルには前照灯を装備し、厚めのクッションで乗り心地の良いサドルを採用したという。
価格は3万3000円で、サイズは20インチ。5月より全国のDAIWA CYCLEおよび、オンラインストアで取り扱っている。
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