内定取得学生のうち就職先を決めていない人(全体の28.4%)に理由を聞くと、最も多いのが「本命の企業が他にあり、まだ選考中」(43.9%)。次いで「自分に合っているか分からない」(22.0%)、「複数内定で優劣つけがたい」(14.5%)と続いた。内定は得たものの、承諾を迷う学生が一定数いるようだ。
上位2項目は21年調査よりポイントがやや下がり、代わりに「内定企業の業績の先行きに不安」が1.8%から6.2%に上昇した。
未内定の学生のうち、「近々内定をもらえる見通しが立っている」人は16.2%で、21年同期(10.5%)を上回った。最も多いのは「選考中の企業はあるが、内定が出るか分からない」(55.4%)で、「選考中の企業はなく、まったく見通しが立っていない」(13.7%)と合わせると69.1%と、未内定者の約7割が先の見えない状況にあるようだ。「高水準の内定率の一方で、厳しい状況の学生も見られる」(同社)。
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