同社によれば、クラファンで集めた資金によって配布できるようになったさんぽセル3300台を利用し、より多くの子どもたちを通学の苦痛から解放するため、提供を希望する校長などを募集し、必要分のさんぽセルをプレゼントするのだという。
この3300台という数字は、一般的な小学校の生徒数を330人に仮定すれば、小学校10校の全校生徒分に相当する。
同社は「プレゼント希望の人は、褒めてください。そして、この行動の意味を深く考えてください」と話す。また、応募フォームを自社のWebサイトに公開した。
同社で、小学生と共に開発を担当した太田旭さん(21)は以下のようにコメントしている。
「いままで耐えることしかできなかった小学生は、問題を自分たちで解決する商品を作りました。批判を受けながらも、『3000台以上のさんぽセル』を一生懸命がんばり集めました。そして、さらなる打開策も考えたのです。集めたさんぽセルを笑顔で贈ります」
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