ローソンストア100は6月22日、アイスメーカー各社とコラボレーションして開発した「アイスみたいなパン」3種類を発売する。アイスメーカーとのコラボパン発売は同社初の試みとなる。認知度の高いロングセラー商品とコラボすることで、売り上げの拡大を狙う。
発売するのは、「あいすまんじゅう風パン」「白くま風蒸しパン」「ホームランバーみたいなパン」(いずれも108円)の3種類。
あいすまんじゅう風パンは、丸永製菓の「あいすまんじゅう」をイメージしている。白くてふわふわのパンに、つぶあんとバニラ風味のホイップをサンドした。
白くま風蒸しパンも丸永製菓とコラボした商品。同社のアイス「白くま」をイメージしている。練乳風味の蒸しパンにクランベリー、オレンジピール、パイナップルのドライフルーツをトッピングした。
ホームランバーみたいなパンは、協同乳業のアイス「ホームランバー」をイメージしている。白いパンに、チョコクリームとバニラ風味のクリームを半分ずつサンドした。形も、ホームランバーのように四角いフォルムにしている。
いずれのパンも、アイス好きの消費者に支持されるような仕上がりを目指した。軽く冷やして食べることも想定している。
開発を担当した杉浦早紀さんは「気温上昇期に向け、暑い日でも手に取りやすい涼しげなイメージのパンを考えていた中で、アイスとのタイアップを考案しました。アイスとのタイアップは、冷やしてもおいしく召し上がりいただけるコンセプトにもつなげやすいので、今回初めてチャレンジしてみることにしました」と開発の背景を語る。また、タイアップの選定理由として「認知度の高いロングセラーであること」「モデルのアイスの世界観を保ちつつ、パンとしてもおいしく成り立つこと」の2点を挙げた。
同社初の試みは消費者に支持されるか。
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