コメダ珈琲、人気の要因はモーニング? スターバックスとの違いは食事は「多すぎる」の声も(1/3 ページ)

» 2022年06月22日 06時00分 公開

 ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供するスパコロ(東京都港区)は、東京都在住の15〜69歳を対象に行った「利用実態調査 コメダ珈琲店編」の結果を発表した。コメダ珈琲店を利用する時に比較対象として思い浮かべるブランドの1位は「スターバックス」(24.4%)だった。

スパコロは、東京都在住の15〜69歳を対象に行った「利用実態調査 コメダ珈琲店編」の結果を発表した(画像はイメージ)
コメダ珈琲店利用時に比較候補にあがるブランド・お店(出所:プレスリリース、以下同)

 2位は「マクドナルド」(17.8%)、3位は「ドトールコーヒー」(15.4%)、4位は「星野珈琲店」(13.7%)、5位は「タリーズコーヒー」(5.2%)で、コーヒーチェーンやハンバーガーチェーンが多くランクインした。

コメダ珈琲店の利用目的は

 コメダ珈琲店と競合となるスターバックス、ドトールの1年以内の利用者の利用目的を比較した。

 コメダ珈琲店で最も多かったのは「リラックス/息抜きの場として利用するため」(50.0%)、次いで「休憩時間に利用するため」(41.5%)、「お店のドリンクメニューを楽しむため」(39.0%)と、休憩する「サードプレイス」として主に利用していることが分かった。

コメダ珈琲店と競合ブランドの利用目的比較

 他ブランドと比較したところ、「友人やグループでの会話のため」「ちょっとした集まり・会合のため」「お店のフードメニューを楽しむため」「モーニングを利用するため」という点が優位で、コメダ珈琲店は「集団利用・フードメニューとモーニングのニーズの高さ」で他店より選ばれていることがうかがえた。特にフードメニューとモーニングの項目では大きな差をつけている。

 一方、「お店のドリンクメニューを楽しむため」「スイーツを楽しむため」ではスターバックスが優位に。「リラックス/息抜きの場として利用するため」「休憩時間に利用するため」「Wi-Fi環境を利用するため」ではドトールが優位だった。

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