コメダ珈琲の1年以内の利用者の「アプリ利用率」は10.7%だった。アプリ利用の有無とコメダ珈琲店の年間利用回数を比べると、アプリ利用者の店舗平均利用日数は28.1回、アプリを利用していない人では3.8回と7倍近い差が見られ、アプリ利用者のブランドロイヤルティーの高さがうかがえた。
コメダ珈琲は日本生産性本部によるJCSI(日本版顧客満足度指数)調査のカフェ業態部門で、2021年に前年度1位だったスターバックスを抜いて1位を獲得。利用者からの高い支持を得ている。
今回の調査では、集団で利用しやすい点や食事メニューの豊富さが、競合ブランドと差をつけているポイントになっていることが分かった。一方で、混雑や食事が多すぎる点が他店を選ぶ理由になるなど、こうした強みのポイントが諸刃の剣(つるぎ)である面も見て取れた。
調査は6月3日、東京都在住の15〜69歳を対象にインターネットで実施した。有効回答数は5461人。
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