スノーピークは6月23日、岩手県が公募した「陸前高田オートキャンプ場施設整備事業」の指定管理予定者に選定され、基本協定書を締結したと発表した。2023年度までに直営キャンプ場を開業する。
東日本大震災後に、仮設住宅として活用されていたキャンプ場をリニューアルする。キャンプフィールドに加え、スノーピーク直営のストアや多目的広場、コミュニティースペースも備える。また、地元運営組織による観光案内や地場産品の直売所を併設し、震災からの復旧・復興を見据え、地域との交流や、体験価値を提供する拠点施設を目指す。
アクセスは、盛岡市や仙台市から車で約2時間。
同社は「スノーピークがこれまで培ってきたアウトドアの知見と、陸前高田市の自然資源を活用し、相互に連携協力しながら、地域の活性化やアウトドアが楽しめる拠点を目指し、さらなる魅力向上に寄与していく」とコメントした。
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