消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
子どもとのお出かけに関する困りごと1位は「行き先のアイデアがない」――そんな結果が、遊び予約サイト「アソビュー!」を運営するアソビュー(東京都渋谷区)の調査で分かった。
2位は「天気が悪くなり、遊べなくなる」、3位は「アクシデントがつきものでスケジュールが組みづらい」、4位は「待ち時間に子どもの機嫌が悪くなる」という結果に。
子どもの年齢別の傾向をみてみると、「子どもとのお出かけはアクシデントがつきものなので、スケジュールが組みづらい」「待ち時間に子どもの機嫌が悪くなる」は、0〜2歳と3〜6歳の子どもを持つ家庭において、「困ったことがある」との回答が多かった。
また、同社はコロナ禍特有の傾向として、「施設の予約ができず、入れない(or長い時間待たされる)」の回答が全年齢で多かったことを挙げた。感染症対策の一環として、人数制限や事前予約制を導入する施設が増えていることが背景にあると分析する。回答者からは、「朝早くに一度整理券を取りに行かなければならない。整理券が取れなかったり、遅い時間になってしまったりすると、その後のスケジュールに影響がでる」といった声が聞かれたという。
個別の意見としては、「オムツを捨てるごみ箱がなく、持ち歩かなければならない」(子どもが0〜2歳、以下同)、「複数の子どもに対して保護者が1人の場合、乗れないアトラクションなどが多い」(3〜6歳)、「家族全員分の荷物(飲み物、着替えなど)を持つと持ち物が多くなる」(7〜12歳)といったコメントが寄せられた。
今回の調査は、アソビュー!会員を対象にインターネット上で実施。期間は5月18〜23日で、調査人数は5880人。
レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
290円ラーメンに250円定食 びっくりドンキー、幸楽苑、なか卯で進む「朝食革命」の正体
「高級食パン」ブームは本当に終了したのか? “大量閉店”騒動が隠した本当の姿
「買うのが恥ずかしい」けど売れている ドンキ、6種類の新型ボクサーパンツ開発の背景Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング